
「2011年 復興・減災フォーラム」の開催について
災害は、社会が抱える病巣を一気に顕在化してみせる。孤独死、アルコール依存症、自殺、急速な過疎化、地場産業の衰退、限界集落・消滅集落の増加、治山・治水力の後退‥‥‥‥。これらは、災害によって脆弱な階層・脆弱な地域の危うい均衡が壊されたことによる負の回答といえるだろう。これらを硬直的な防災教育や既存の復興支援策で解決しようとしたところに問題が残された。われわれは地道だが、今こそコミュニティと脆弱な階層を支える「地域力」「市民力」「統治力」を育てるための議論を始めなければならない。
【日 程】 2011年1月8日(土)〜10日(月・祝)
【会 場】 8日(土) 関西学院大学西宮上ケ原キャンパス F号館102号教室
9日(日) 関西学院会館 風の間 (懇親会:関西学院会館 光の間)
10日(月) 関西学院会館 レセプションホール
≪プログラム≫
■ 8日(土) 研究報告
10:00 震災障害者法制度研究会 ※配布資料 牧 秀一、
津久井 進
11:00 ジェンダーと災害復興研究会 ※配布資料 まとめ
13:00 震災疎開研究会 ※配布資料 北原 糸子、
田並 尚恵
14:00 法制度研究会 ※配布資料 山崎 栄一、
青田 良介
15:00 中山間地研究会 ※配布資料 石田 和之
15:30 日本災害復興学会
「復興とは何かを考える委員会 公開ワークショップ」 (18:00終了)
■ 9日(日) 15:00 全国被災地交流集会 (18:00終了)
18:30 懇 親 会 (20:00終了)
≪会費:2,000円 ※要申込≫
※13:00〜14:00 日本災害復興学会総会を開催します。
(会場:関西学院大学西宮上ケ原キャンパス F号館102号教室)
■ 10日(月) 10:00 報 告 「絵巻物と児童画で見る震災」
北原 糸子 (神奈川大学非文字資料研究センター 研究員)
展 示 「関東大震災を描く絵巻・児童画」
13:00 開会挨拶 ルース・M・グルーベル (関西学院 院長)
特別講演 「原日本人のレクイエムとルネッサンス」(仮題)
あん・まくどなるど
(国連大学高等研究所いしかわ・かなざわオペレーティング・ユニット 所長)
14:30 パネルディスカッション 「今、問い直そう〜原日本の再生サイクル」
【パネリスト】 (50音順)
飯泉 嘉門 (徳島県知事)
稲垣 文彦 (中越復興市民会議 代表)
曽根 英二 (阪南大学 教授)
丸山 結香 (やまこし道楽村 代表取締役)
【コーディネーター】
室崎 益輝 (災害復興制度研究所 所長)
閉会挨拶 井上 琢智 (災害復興制度研究所 副所長) (17:00終了)
【主 催】 関西学院大学災害復興制度研究所
【共 催】 日本災害復興学会 (8〜9日)
【後 援】
朝日新聞社 (10日)
【応募方法】
参加ご希望の方は住所・氏名・連絡先・傍聴希望日を明記の上、下記宛に郵便、FAXまたは研究所公式HPの「お問い合わせ」ページにてお申し込みください。(入場無料)
〒662-8501
兵庫県西宮市上ケ原一番町1-155 関西学院大学災害復興制度研究所
URL:http://www.fukkou.net/ FAX:0798-54-6997
※会場の都合上、9日は定員70名、10日は定員150名になり次第、締め切らせていただきます(8日は申込み不要)。
なお、お申し込み時点で、既に受付が終了していた場合は、その旨折り返しご連絡させていただきます。参加証等は発行いたしませんので当日は直接会場までお越しください。
【告知ちらし】
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